Ｐｏｃｏ Ｐｏｃｏ Ｆｅｓｔａ ２０２５

多摩市

３月９日（日）、多摩市落合のパルテノン多摩で、「Ｐｏｃｏ Ｐｏｃｏ Ｆｅｓｔａ ２０２５」が行われました。
これは認定ＮＰＯ法人多摩子ども劇場が主催する毎年恒例のイベントで、子どもたちにプロのアーティストのパフォーマンスや作品に触れてもらい、自分たちの可能性を広げてもらおうと行われているものです。
今年も会場には多くの子どもたちが集まりさまざまなアートに触れる体験が行われていました。

オープンスタジオで行われていたのは、プロのアクション俳優に教わる殺陣の体験です。
小学生以上の子どもたち２６人が、先生の動きに合わせて、パンチをよけたりキックをかわしたり、映画やドラマのアクションシーンで見られるような動きにチャレンジします。
初めは左右の動きを間違えて、攻撃をかわす動作が出来ませんでしたが、次第に動きを覚えた子どもたちは、最後には刀を使ったアクションもしっかりとこなし、見守っていたお父さんお母さんたちを驚かせていました。

１階のリハーサル室ではプロのパントマイム集団「ｔｏ Ｒ ｍａｎｓｉｏｎ」の皆さんによる、パフォーマンスアートの体験が行われていました。
体験に参加した皆さんは、コメディータッチのパフォーマンスで観客を大いに沸かせる「ｔｏ Ｒ ｍａｎｓｉｏｎ」の皆さんと一緒になって楽しそうにパントマイムにチャレンジしていました。

この「Ｐｏｃｏ Ｐｏｃｏ Ｆｅｓｔａ」では、ステージアートだけでなく、クラフトアートのプロによるワークショップも充実しています。
プロのサポートを受けながら、段ボールや箱を使って、自由に作りたいものを作ることのできるワークショップや、さまざまなパーツを組み合わせて、世界に一つだけのオリジナル帽子を作ることが出来るワークショップなどに参加した子どもたちは自分で作った作品の出来栄えに得意げな表情を浮かべていました。

そのほかにも、地元で活躍する皆さんによる発表なども行われ、来場した皆さんは発表を見学したり、体験にチャレンジしたりと、さまざまなアートに触れ合い、充実した１日を過ごしている様でした。