防災つながる永山

現在放送中

放送日2025年03月12日~

防災つながる永山

多摩市

3月8日(土)、9日(日)の2日間、多摩市永山のグリナード永山で、「防災つながる永山」と題したイベントが行われました。
これは、近年多発している大規模災害の発生に備え、防災に関する知識や防災機器の扱い方を学んでもらおうと、グリナード永山が、今回初めて開催したイベントです。

グリナード永山2階の特設会場では、UR都市機構による被災地域の復旧支援の取り組み紹介や、多摩市による段ボール製テントやトイレといった避難時に使用する防災グッズの紹介など、参加団体による防災についてのブースが並びました。
多摩消防署のブースで行われていたのは、訓練用の消火器を使った初期消火体験です。
火災発生時に消火器を正しく扱えるようにと、体験には多くの子どもたちが参加し、「火事だ」と大きな声を出して火元に消火器を向けていました。

また屋外の会場となったグリナード広場でも、さまざまな体験ブースが並び、AED(自動体外式除細動器)の操作訓練や、災害時の情報収集に使用されるドローンの操作体験のほか、電気やガスを使わずお米を炊く「魔法のかまどごはん」の使用体験が行われていました。
キャンプ用品としても人気のこの製品は、新聞紙の火だけでご飯を炊けることから防災グッズとしても注目されています。
火入れから40分。お米が炊き上がると、美味しそうな出来栄えに、体験した人は驚いている様子でした。