まちだ ECO to フェスタ2025

現在放送中

放送日2025年03月09日~

まちだ ECO to フェスタ2025

町田市

3月1日(土)、町田市森野の町田市役所で、「まちだ ECO to フェスタ2025」が行われました。
「来て、みて、体験して、楽しく学ぶ、環境イベント」として2023年から行われているこのイベント。これまでは「町田市バイオエネルギーセンター」で開催されていましたが、もっと多くの人に関心を持ってもらおうと、今回は町田市の中心地である町田市役所に場所を移して行われました。

会場となった町田市役所の内外には様々なブースが設置され、来場した皆さんは楽しみながらエコについて学んでいました。
中でも多くの子どもたちの人気を集めていたのは、町田市環境政策課による「分別釣りゲーム」のブースです。このゲームでは、釣り糸の先端についたマグネットでイラストの魚を釣り、その裏に描かれたごみの種類に応じて、ごみ箱へと分別していきます。魚を釣り上げた子どもたちは、お父さんお母さんと相談しながら「燃やせる」「燃やせない」「ビン・カン」などのごみ箱へと仕分けをして、楽しくごみの分別について学んでいました。

またこちらの玉川学園中学部の皆さんによるブースでは、リチウムイオン電池の正しい捨て方についての啓発活動が行われていました。
町田市ではここ数年、回収時におけるリチウムイオン電池の発火により、ごみ収集業務に支障が生じていました。そこで、環境について学んでいた「玉川学園中学部」の生徒たちが、町田市と協力して、啓発チラシのデザイン案などを作成しました。そして今回、こちらのブースでは、自分たちのこれまでの研究成果を発表するだけでなく、リチウムイオン電池を使った製品の分別方法なども丁寧に説明していました。

そして、会場中央のステージに集まっていた多くのお客さんのお目当ては、気象防災キャスターとして、長年テレビのお天気コーナーに出演している気象予報士・天達武史さんによる「地球温暖化」に関する講演会です。
天達さんはお天気キャスターらしく、2100年の全国の天気予想図を使って分かりやすく地球温暖化の説明を行いました。また天達さんは、気象クイズを出題したり、ペットボトルの中に雲を作る実験をしたりと参加した皆さんが楽しみながら学べる天気に関する話題を披露していました。

そのほか会場では、エコカー購入の際に利用できる補助金制度を紹介するブースや、鶴見川流域に降った雨水がどのように海へと流れていくのかを分かりやすく紹介するブースなどもあり、来場した皆さんは、エコについて理解を深め、地球にとって「いーこと」を、数多く学んでいるようでした。