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放送日2024年12月22日~
自動運転バスの実証実験
多摩市
12月14日から22日までの土曜日と日曜日、多摩市内で自動運転バスの実証実験が行われました。
東京都では、公共交通における運転手不足などの問題を解決するため、自動運転技術を活用した都市づくりを推進しており、今回、杉並区と瑞穂町、そして多摩市の合計3地区で、自動運転バスの実証実験を実施することになりました。多摩市では12月14日(土)が、実証実験の初日となり、既存の路線バスと同じルートである多摩センター駅から京王多摩車庫前までの、全長約3.5kmの区間を、自動運転バスが走行しました。
運行するバスには、車や人との距離などを測るためのセンサーが取り付けられていて、ハンドルやアクセル、ブレーキなどを自動で制御して、時速35キロ未満のスピードで公道を走ります。今回の実験は、バスの運転手が乗車して、緊急時には手動の制御を行う「レベル2」と呼ばれる自動運転のレベルで運行します。この日の実証実験では、交差点を右折する場面でも、対向車や歩行者の状況、信号の色などを判別して、安全な運行を行っている様子が見られました。