障害者週間2024 in いなぎ

現在放送中

放送日2024年12月11日~

障害者週間2024 in いなぎ

稲城市

12月7日(土)、稲城市東長沼の稲城市中央文化センターホールで、「障害者週間2024 in いなぎ」が行われました。
これは、12月3日から9日の障害者週間に合わせ、稲城市が毎年行っているイベントで、今回は、「いなぎで自分らしく生きる」というテーマのもと、会場では、稲城市の障がい者団体による発表や、アート展などが行われました。

取材に伺ったこの日、ステージでは、稲城市で活動する音楽ユニットの春夏秋冬による「太鼓の演奏会」が行われ、稲城市で活動する和太鼓サークルなども出演。
また、この日は春夏秋冬が出演を依頼した、聴覚障害のある太鼓演奏者・岩淵 行雄さんが登場。
岩淵さんは音が聞こえない代わりに、太鼓の振動を感じたり、一緒に演奏をする人とアイコンタクトを取ったりするなど、聴覚以外の感覚を駆使して演奏しているということで、その力強い太鼓の音に、集まった人たちは聞き入っていました。
演奏会の後には、来場者が太鼓演奏を体験できる教室が行われ、多くの人たちが楽しそうに太鼓に触れていました。

また、この日は、稲城市在住で、パリ2024パラリンピックの自転車ロードレースで金メダルを獲得した、杉浦 佳子選手への「稲城市ホームタウンアスリート」認定式と、トークイベントが行われました。
「稲城市ホームタウンアスリート」とは、稲城市出身・在住の様々なスポーツ選手を認定し、市民の皆さんと共に応援するという制度で、杉浦選手は4人目の認定となります。
トークイベントでは、稲城市の髙橋市長と対談し、パリパラリンピック大会でのエピソードなどが語られました。
また、髙橋市長からは、杉浦選手への応援の言葉や、市として障害福祉に力を入れていくことなどが語られました。
最後に来場者も交えての記念撮影が行われ、和やかな雰囲気の中、この日のイベントは終了しました。