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放送日2024年12月11日~
第34回 ぱらあーと 多摩市みんなの美術作品展
多摩市
12月5日(木)から12日(木)まで、多摩市落合のパルテノン多摩 市民ギャラリーなどを会場に「第34回 ぱらあーと 多摩市みんなの美術作品展」が行われました。
このイベントは、障がいのある人の文化活動や社会参加の促進、障害理解の輪を広げることを目的に毎年開催されているもので、今回は、19団体と個人参加18人の作品、およそ400点が展示されました。
こちらは、障がい者の自立支援を行おこなう団体「自立ステーションつばさ」の作品展示です。
こちらの大きな絵「インクルーシブアート」は、利用者の皆さんと地域の子どもたちが協力して作り上げたもので、「みんな いっしょのがっこう」をテーマに、障がい者と子どもがペアを組み、足や車いすのタイヤに絵の具を塗って、どんな学校に行きたいかを話しながら、理想の学校を描いたということです。
こちらは、地域活動支援センター「あんど」の作品です。
日頃デイサービスを利用する皆さんが、今年オリンピックが開催されたパリの景色と日本の秋の美しさを融合させたもので、五輪旗の5色を使った紅葉と、月に照らされた「エッフェル塔」をシルエットで表現した美しい作品に仕上げました。
その他にも、永山公民館「障がい者青年教室」の皆さんによる、紙粘土を使って花火や紅葉を表現した立体的なアート作品など、会場には、出展した皆さんの思いがあふれる作品の数々が並びました。
また、イベント期間中、オープンスタジオでは、様々な企画が行われ、7日(土)には、精神障がい者の支援グループ「草むらの会」のスタッフと利用者の皆さんが、アンサンブルコンサートを開催しました。
出演した皆さんは、合唱で「愛は勝つ」などの曲を披露し、元気いっぱいな歌声を会場内に響かせていました。