第16回 TAMA 映画賞授賞式

現在放送中

放送日2024年12月08日~

第16回 TAMA 映画賞授賞式

多摩市

11月30日(土)、多摩市落合のパルテノン多摩で、「第16回 TAMA 映画賞授賞式」が行われました。
映画で多摩を盛り上げようと、毎年、この時期に開催されている「映画祭 TAMA CINEMA FORUM」。
今年は、11月16日(土)に開幕し、11月30日(土)には、「TAMA映画賞 授賞式」が行われ、会場となったパルテノン多摩の大ホールには多くの映画ファンが集まりました。

「TAMA映画賞」は、多摩市を中心とした市民ボランティアが、その年の映画界を盛り上げた作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から選定し、感謝をこめて表彰するものです。

今年の「最優秀作品賞」に選ばれたのは、三宅唱監督の「夜明けのすべて」と、奥山大史監督の「ぼくのお日さま」の2作品です。
「夜明けのすべて」は、ささやかな日常の営みとプラネタリウムを重ねながら心や体の痛みを抱えてもなお、他者に寄り添う人々を丁寧に映し出した作品です。
ステージには、三宅唱監督が登壇し、受賞の喜びを語りました。
また、出会いのきらめきと透明感、はかなさが主題歌にシンクロし、光と音楽が一体となったスケートシーンの美しさがいつまでも胸に残る作品、「ぼくのお日さま」からは、奥山監督のほか、キャストも登壇し、喜びを語りました。
そして、最優秀男優賞は、藤竜也さんと、吉沢亮さんが受賞し、それぞれに、喜びや感謝の言葉を語りました。
また、最優秀女優賞には、上白石萌音さんと、河合優実さんが選ばれ、受賞の喜びと今後に向けた抱負を語りました。

そして、本年度、最も飛躍、活力あふれる活躍をした俳優に贈られる「最優秀新進男優賞」は、松村北斗さんと齋藤潤さんが、「最優秀新進女優賞」は、森田想さんと早瀬憩さんが受賞。
本年度最も飛躍した監督に贈られる「最優秀新進監督賞」には、「大いなる不在」の近浦啓監督と「ナミビアの砂漠」の山中瑶子監督が選ばれ、それぞれのトロフィーを受け取ると、会場に集まった映画ファンの皆さんへ感謝の言葉を述べました。
また、映画界を魅了した事象に対して贈られる特別賞には、「ぼくが生きてる、ふたつの世界」の呉美保監督および、スタッフ・キャストの皆さんと、「ルックバック」の押山清高監督および、スタッフ・キャストの皆さんが受賞しました。

毎年、国内の活力あふれる作品・監督・俳優をいち早く紹介するこの「TAMA映画賞」。
最後は、受賞者全員による記念撮影が行われ、会場に集まった皆さんからは、大きな拍手が送られていました。