第16回多摩くらふとフェア

現在放送中

放送日2024年10月20日~

第16回多摩くらふとフェア

多摩市

10月13日(日)と14日(月)の2日間、多摩市落合のパルテノン多摩で、「第16回多摩くらふとフェア」が行われました。
作家自らが店頭に立って説明や販売を行うこのイベント。これまでは屋外での開催でしたが、今回はパルテノン多摩のオープンスタジオと市民ギャラリーに会場を移して行われました。

初めての室内開催ということで、これまでのように各ブースでのクラフト体験を行うことは出来ませんが、今年も全国各地から62組のクラフト作家が集まり、腕によりをかけて制作された手作り作品の数々が販売されていました。

多摩市を拠点に布製品などの販売を行っている工房「Zuku」のブースです。
定年を境に、長年の趣味だった、洋服やカバンの製作を本格化させ、全国各地のイベントに出店しているというこちらの工房では、帆布を使ったカバンや、リネン生地などでつくる洋服などが人気だという事です。

また、第3回の多摩くらふとフェアから出店しているという神奈川県の「のな工房」は、陶芸歴30年以上の作家が作る茶わんやマグカップ・植木鉢といった生活に密着した作品が展示され、来場した人は、手ごろな値段で販売されている陶器を手に取って眺めたり、作家との会話を楽しんだりしていました。

今回が初出展という聖蹟桜ヶ丘の工房「Clystal Moon」。
これまでは「デザインフェスタ」や「コミックマーケット」といった趣味の要素が強いイベントに出店する機会が多かったというこちらの工房。地元の多くの人にも知ってもらいたい、という思いから今回、くらふとフェアへの出店を決め、ブースには、中世ヨーロッパ風の装飾が施されたシルバーアクセサリーやペーパーナイフ、銀製のつまようじなど、特徴的な作品が所狭しと並び、来場したみなさんの注目を集めていました。

会場内ではそのほかにも、さまざまな素材で手作りされたアクセサリーや雑貨などが販売され、来場した皆さんはいろいろなブースを見て回り、クラフト作品との出会いを楽しんでいました。