多摩ランタンフェスティバル2024

現在放送中

放送日2024年10月16日~

多摩ランタンフェスティバル2024

多摩市

10月7日(月)から13日(日)まで、多摩市豊ヶ丘のJ Smile多摩八角堂と、その近隣の商店街で、「多摩ランタンフェスティバル2024」が開催されました。
このイベントは、地域の活性化や住民同士の交流などを目的に、毎年この時期に開かれているもので、今年で6年目を迎えます。
取材に伺った12日(土)、メイン会場となった多摩八角堂では、タイの三輪タクシー・トゥクトゥクの展示や、試乗体験が行われていたほか、イベントオリジナルのクラフトビールなどが出店し、大勢の人でにぎわっていました。

一方、豊ヶ丘商店街と貝取商店街エリアでは、ベトナム料理のバインミーをはじめとした、数々のキッチンカーに訪れた人たちが、普段味わうことの少ないメニューを求めて並んでいたほか、ペットボトルを使ったランタン作りのワークショップでは、子どもたちが一生懸命制作に取り組む姿が見られました。
商店街エリアにおよそ1000個吊り下げられているのは、周辺住民によって作成された「たまのニューランタン」という手作りのカプセルランタンです。
ランタンには、「お母さんと遊んだ」など、その人の感じた小さな幸せが書かれた短冊がつけられ、訪れた人たちは、足を止めてそれらを眺めていました。

また、今年は地域住民の皆さんにもイベントの運営に深く関わってもらおうと、2つの新たな試みが行われました。
「ニューマチラジオ」と題した特設ラジオブースでは、地域住民がパーソナリティとして公開トークを行い、途中、イベントを訪れていた多摩市の阿部市長も飛び入り参加するという場面も見られました。
また、手作りの衣装で会場を練り歩く「ランタンパレード」では、鍵盤ハーモニカやオルガンの演奏に合わせ、お手製の衣装を身にまとった皆さんは、パレードを楽しんでいる様子でした。

そして、陽が落ちて辺りが暗くなった頃、多摩八角堂に飾られたおよそ200個のベトナムランタンが美しい光を放ちます。
訪れた人たちは家族や友人と、オレンジや赤、青、黄色など、色とりどりに輝くランタンを写真に収めるなど、その幻想的な雰囲気を楽しんでいました。