多摩稲城市民防犯のつどい

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放送日2024年10月16日~

多摩稲城市民防犯のつどい

多摩市

10月10日(木)、多摩市落合のパルテノン多摩・小ホールで、「多摩稲城市民防犯のつどい」が行われました。
これは、10月11日から20日まで実施される「全国地域安全運動」を前に、地域の防犯意識を高めようと開かれたもので、はじめに行われた式典では、多摩稲城防犯協会の奈良部会長と多摩中央警察署の㓛力署長が挨拶に立ちました。
そして、多摩市、稲城市の両市長による挨拶のほか、多くの来賓が応援にかけつけ、地域の安心・安全について呼びかけていました。

続いて、「防犯ボランティア結成式」として、日頃からサイバー犯罪を監視している多摩大学の学生や、みまもり活動をしているランニング愛好家の団体などに、委嘱状が手渡されました。
式典の最後には、「多摩・稲城を日本一犯罪の少ない町にしよう」というスローガンを、参加者全員で読み上げる、「安全安心まちづくり宣言」が行われ、会場に集まった皆さんは、改めて、防犯に対する意識を高めているようでした。

式典に続いて、第2部では、情報リテラシー教育研究所代表の大久保輝夫さんによる防犯講演が行われました。
「特殊詐欺に遭わないために」と題したこの講演では、はじめに、特殊詐欺の被害者に対する調査結果として、多くの人が、「まさか自分が被害にあうとは思わなかった」と回答していることが紹介され、大久保さんは、自分はだまされないという思い込みを捨てることが重要であると、被害防止の基本について呼びかけていました。
また、従来型の電話を使った特殊詐欺に加え、最近、特に増加しているインターネットやSNSを利用した「フィッシング詐欺」や「投資詐欺」といった、様々な種類の特殊詐欺についても説明がありました。
なかでも、パソコンが壊れたと見せかけて画面上に偽のセキュリティ警告を表示する、いわゆる「サポート詐欺」の説明では、
その手口や、表示される画面の内容についてくわしい解説があり、会場の皆さんは真剣な表情で聞き入っていました。