第１０回 稲城ふれあい保健・医療まつり

稲城市

１０月６日（日）、稲城市大丸の稲城市立病院で、「第１０回 稲城ふれあい保健･医療まつり」が行われました。
これは、地域の人たちに医療や健康づくりについて理解を深めてもらおうと、毎年この時期に開催されているイベントで、会場では、医療従事者との交流や様々な体験を通じて学ぶ催しなどが行われました。

「放射線科」のコーナーでは、Ｘ線を利用して身体の断面像を撮影するＣＴと呼ばれる装置を見学。実際に装置を使って、パイナップルやトウモロコシなどを撮影し、断面を確認する体験が行われ、見学した人たちはその鮮明な画像に驚きながら、放射線技師の説明を興味深そうに聞いていました。

続いて、「看護部」のコーナーでは、血圧や体脂肪などを測定して、体の気になる部分を相談できる「健康相談」が行われ、看護師の皆さんは相談者の生活習慣などを聞き取り、ひとりひとりに改善点などを丁寧にアドバイスしていました。

そのほかにも、「薬剤部」による注射器の扱い方を知る子ども向けのワークショップや、「検診科」による聴力や視力測定のコーナーなど、さまざまな診療科ごとに体験型の催しが行われ、会場を訪れた皆さんは各コーナーを回りながら、医療や健康についての理解を深めている様子でした。