特殊詐欺被害未然防止に対する表彰式

多摩市

１０月２日（水）、多摩市鶴牧の多摩中央警察署で、「特殊詐欺被害未然防止に対する表彰式」が行われました。
多摩中央警察署管内では、今年１月から９月までの間に、特殊詐欺被害が３５件確認され、被害総額は、およそ１億２０００万円に上っています。
発生件数は、去年に比べて少ないものの、被害総額はおよそ２倍と、大幅に増加しています。

そうした状況の中、多摩中央警察署管内では、市民が特殊詐欺を未然に防いだ事例もあり、この日は感謝状の贈呈式が行われ、功刀署長から一人一人へ、感謝状が手渡されました。
このうち、町田市在住の大友さんと五十嵐さんは、今年６月、稲城市内のカフェで、客の女性が落ち着きのない様子で店を出た後、ギフトカードを持って戻り、そのカードをパソコンにかざしている様子を目撃します。
不審に思った２人は、女性に声掛けをして事情を聞き、詐欺被害を防いだということです。

多摩中央警察署では、今後も特殊詐欺撲滅に向けた取り組みに力を入れていくということです。