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放送日2024年09月22日~
天文学者×フラダンサー 心が豊かになる休日~ハワイの月と星~
多摩市
9月15日(日)、多摩市鶴牧の多摩市立中央図書館で、「心が豊かになる休日~ハワイの月と星~」と題したイベントが行われました。
これは、多摩市立中央図書館が市民とともに開催する「市民協働イベント」のひとつとして行われたもので、今回は、フラダンスと天文学を身近に感じてもらおうと初めて企画され、会場には、17人の参加者が集まりました。
講師を務めるのは、多摩市でフラダンス教室を主宰する梅﨑美帆さんと、天文学者の萩野正興さんです。
はじめに、デモンストレーションとして梅﨑さんによるフラダンスが披露されたあと、参加者の皆さんが梅崎さんのもとに集まりフラダンスの教室がスタート。
教室では初めに「太陽」や「月」を表現する動きや、ハワイ語で「愛情」や「思いやり」といった意味をもつ「アロハのポーズ」など、さまざまな動作を教わります。
つづいて、特徴のある腰の動きや、「カホロ」と呼ばれるステップも教わり、最後は参加者全員で、一曲を通してフラダンスを踊りました。
そして、イベントの後半は天文学の時間です。
ここでは、天文学者の萩野正興さんが、天体を立体的に見ることができる特殊なプロジェクターを用いて、天文学に関する講座を行いました。
プロジェクターで映し出された空の様子は、自然科学研究機構・国立天文台ハワイ観測所が運用する「すばる望遠鏡」から見たものです。
この望遠鏡は、アメリカ・ハワイ島にある標高4200mの「マウナケア山」の頂上に設置されているということで、萩野さんからは、その場所でしか見ることができない星座の紹介があり、参加者の皆さんは、山頂からの美しい星空を見ながら、ハワイと天文学の関係性についての話を興味深そうに聞き入っていました。