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放送日2024年12月22日~

タマリズムプロジェクト ドラフト会議

多摩市

12月16日(月)、多摩市鶴牧の「LINK FOREST」で、「タマリズムプロジェクトドラフト会議・最終審査会」が行われました。
「タマリズムプロジェクト」は、大学生などでつくるチームを対象に多摩地域の活性化につながるアイデア企画を公募し、自治体や企業と連携しながら事業の構築と実現を目指すというもので、今年で4年目を迎えます。
今年も、「観光まちづくり」をテーマにコンテストが行われ、20チームのエントリーがあり、この日は、一次審査を通過した11チームが、企業や自治体の担当者を前に公開プレゼンテーションを行いました。

学生チームによるプレゼンテーションの中では、八王子市内に多くあるローズガーデンに注目し、バラを楽しめるマップやバラのお菓子を作って地域活性化を目指そうという試みや、学生自らが開発したデジタルビンゴラリーのアプリを使って日野市の歴史スポットを巡ってもらおうというプロジェクトなど、様々なアイデアが提案され、企業や自治体の担当者の皆さんは、興味深そうに聞き入っていました。
中には、多摩地域にクラフトビールの醸造所が多いことに着目したチームもあり、登壇した学生は、各地域のクラフトビールを味わうバスツアーや醸造体験などを通して、多摩地域の魅力をアピールしていきたいと、熱く語っていました。

11チーム、すべての発表が終わると、自治体や企業の担当者との交流タイムです。
学生チームにとっては、この時間が自分たちのプロジェクトをアピールする大切な場になっているということで、企業などの担当者と、真剣な表情で向き合い、有意義な時間を過ごしている様子でした。

そして、いよいよ審査発表です。
オーディエンスの評価を加味して決定する特別賞には、東京工科大学の「たまてく」が選ばれ、優秀賞には、東京工科大学から「Non-Fungible Tama」と「タマアド」が選ばれました。
今年のコンテストで栄えある最優秀賞を受賞したのは、「ビアツーリズムで多摩の魅力創出」というテーマでプレゼンテーションをした亜細亜大学「Improve多摩」の皆さん。
受賞したチームの皆さんは、それぞれに表彰状と記念品を受け取ると、嬉しそうな表情を浮かべていました。