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放送日2024年11月17日~
東京文化財ウィーク2024 「木造随身倚像」特別公開
多摩市
東京都内の各地では現在、「東京文化財ウィーク2024」が開催されています。
これは、文化の日である11月3日を中心に、多くの人に文化財を身近に感じてもらおうと、毎年この時期に行われているもので、今年は、都内の118か所で、普段見ることのできない貴重な文化財が特別公開されています。
多摩テレビエリア内でも様々な企画展示が行われ、11月10日(日)には、多摩市一ノ宮の小野神社に置かれている「木造随身倚像」が特別公開されました。
「随身像」とは、日本古来の神道の神々の像の一つで、2体あるうちのひとつは、元応元年(1319年)に作られ、小野神社の創建当初から安置されていたと考えられています。室町時代以前に造られた随身像は、都内でも数が少なく貴重であるため、こちらは昭和50年に、東京都の指定有形文化財に登録され、普段は見学することができませんが、年に一度、11月の第二日曜日にのみ特別に公開されるということです。
この日は80人以上が神社を訪れ、普段見ることのできない貴重な文化財を、興味深そうに見学していました。