令和6年度 稲城市防災訓練

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放送日2024年11月10日~

令和6年度 稲城市防災訓練

稲城市

11月3日(日)、稲城市若葉台の稲城第六中学校で、「令和6年度 稲城市防災訓練」が開催されました。
稲城市では、巨大地震が発生した際に、関係機関が連携して迅速な対応ができるよう年に1度、市をあげての大規模な防災訓練を実施しています。今年も会場では来場者が参加できる体験型の各種訓練が行われ、AEDの扱い方を学ぶ「応急救護訓練」や、「初期消火訓練」などの実践的な訓練が行われました。

医療関係者が主体となって行う「災害医療救護訓練」では、傷病者の緊急性に応じて治療の優先度を決める「トリアージ」が行われ、呼吸の有無や痛みなどの症状を確認し、傷病者を黒・赤・黄・緑の4つのグループに分けていました。
体育館では、自主防災組織が参加する「避難所設営訓練」が行われ、簡易テントや段ボールを利用したベッドの組み立て方法を学び、設営後には、避難者の受け付けや、テントへの誘導訓練も行っていました。
また、災害時に活躍する重機のおもちゃで挑戦するスーパーボウルすくいや、消防署のはしご車搭乗体験など、子どもたちが楽しみながら防災について学べるブースもあり、多くの家族連れでにぎわっていました。

そして、訓練の最後には、消防や消防団などによる大規模な救出・救助訓練が行われました。
今回の訓練は、地震により土砂崩れや倒木が発生して、車両に取り残された要救助者がいるという想定で行われ、救出の障害となる土砂や倒木を重機やチェーンソーなどを使って取り除き、けが人を迅速に救出していました。

救出訓練の終了後に行われた閉会式では、髙橋市長が今年の訓練の講評を行いました。