第15回たまかんフェスタ

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放送日2024年10月27日~

第15回たまかんフェスタ

多摩市

10月20日(日)、多摩市唐木田の多摩清掃工場で、「第15回たまかんフェスタ」が行われました。
このイベントは、多摩市全域と八王子市、町田市の一部を対象としたごみ処理施設である「多摩清掃工場」を身近に感じてもらおうと、工場を運営する多摩ニュータウン環境組合が毎年行っているものです。

この日会場には、行政や企業による施設やごみ収集車の紹介、ごみ減量やリサイクルについての展示の他、飲食ブースの出店などが行われ、多くの人が集まりました。
中でも、イタリアの名車、フェラーリに焼き台トレーラーを付けた「すーぱーかーやきいも」が出店し、来場者の人気を集めていました。
また、多摩市のブースでは、ごみ減量・資源循環についての展示や、生ごみをたい肥に変えるダンボールコンポストの紹介のほか、「分別釣りクイズ」というコーナーでは、つりあげた物が、燃やせるごみかプラスチックごみかなど、どのごみに分別するかを当てるもので、多くの子どもたちが、楽しみながら分別方法を学んでいました。

お祭りのメインである、清掃工場の施設を見て回る「多摩清掃工場特別見学会」には、多くの人が参加しました。
今回は、可燃ごみを処理する施設を見学。収集車が可燃ごみを下ろす「プラットホーム」や、工場全体をコントロールする「中央制御室」では、可燃ごみを燃やす焼却炉の様子を見学。
そして、参加者の注目を集めていたのが、「ごみクレーン」。ごみクレーンは、可燃ごみを燃えやすくするために混ぜたり、焼却炉へ運ぶために使用されます。見学したみなさんは、実際にクレーンを動かしているオペレーション室に入り、間近で見える巨大クレーンの迫力に驚きの声を上げていました。
その他にも、高さおよそ100mの清掃工場の煙突を登る体験もあり、普段目にすることがない施設を見たみなさんは、清掃工場の仕組みについて理解を深めているようでした。

また、この日はお祭りを盛り上げようと、特設ステージでは「多摩太鼓愛好会」による和太鼓の演奏や、落合中学校吹奏楽部による演奏なども行われ、会場を訪れた皆さんは、思い思いにお祭りを楽しんでいました。