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放送日2024年10月13日~
ニトリJDリーグ 2024 第11節 多摩ラウンド
多摩市
10月6日(日)と7日(月)の二日間、多摩市南野の多摩市一本杉公園野球場で、ニトリJDリーグ2024 第11節が行われました。
JDリーグは、日本女子ソフトボールリーグ機構が主催する女子ソフトボールの国内トップリーグで、全16チームが、東西2地区に分かれてリーグ戦でしのぎを削り、優勝を目指します。
今シーズンの第11節は多摩市民や周辺地域の方にも試合を見てもらい、女子ソフトボールを身近に感じてもらおうと、多摩市の一本杉球場で初めてのリーグ戦が開催され、2日間で4試合が行われました。
6日の第一試合は、ビックカメラ高崎ビークイーンと日立サンディーバの対戦。
ビックカメラ高崎には、北京、東京オリンピック2大会で日本を金メダルに導いた大エース 上野由岐子選手や、東京大会では「投打の二刀流」として活躍した 藤田 倭選手が所属しています。
対する日立は現在リーグ戦1位という成績で、2位の高崎と、この試合は注目の一戦となりました。試合は、6回に高崎が1点を先制しますが、最終回に、ここまで日立打線を0点抑えていた先発の上野が、日立の森山に痛恨の一発を浴び、1対1の同点に。
延長戦に入っても両チーム得点を上げられず、上位対決は引き分けに終わりました。
続く2試合目、太陽誘電 ソルフィーユ対NECプラットフォームズ レッドファルコンズは、1回に太陽誘電が1点を先制しますが、2回NECが同点に追いつき、3回に、さらに2点をあげて逆転し、そのまま逃げ切ったNECが勝利しました。
翌7日の第1試合は、リーグ首位の日立とNECの一戦。
NECは初回、ランナーを1塁において3番竹内。流した打球は、右中間に飛び込むツーランホームランとなり2点を先制します。さらに2回、1点を追加しNECがリードを広げますが、首位、日立打線も6回に目を覚まします。
6番森山のこのツーランホームランで1点を加え、そして、迎えた最終回。ワンアウト満塁と一打出ればサヨラナのチャンスに4番山内。この、ライトへのヒットで2者がホームイン。劇的なサヨナラ勝ちで日立が首位をキープしました。
そして、第2試合は、太陽誘電対ビックカメラ高崎の対戦。
リーグ首位の日立に引き離されたくない高崎でしたが、序盤から太陽誘電にリードを許す、まさかの展開に。しかし、高崎は5回に1点を返すと、前日も登板のエース上野をマウンドに上げます。
この上野の気迫あふれるピッチングに、チームの士気も上がり6回、ノーアウト2塁のチャンスで、4番藤田。その初球でした!
打った打球は、ぐんぐん伸びてスタンドへ。起死回生のこの一発で逆転します。この回さらに1点を加えた高崎は、上野が最後まできっちりと抑えてゲームセット!
首位日立にゲーム差1をキープしたままこの日のゲームを終えました。
今回の試合の模様は11月に多摩テレビコミュニティチャンネル(111ch)で、特別番組として放送します。
女子ソフトボ―ルのトップ選手たちの活躍を是非ご覧ください。