第２５回永山フェスティバル

多摩市

９月２１日（土）と２２日（日）の２日間、グリナード永山やベルブ永山などを会場に、「第２５回　永山フェスティバル」が開催されました。永山駅周辺の活性化を目的に毎年開催されているこのイベントも、今回で２５回目を迎えました。

永山エリアを盛り上げるキャラクターである「永どん」が登場したグリナード広場ステージでは、始めにオープニングセレモニーが行われ、多摩市の阿部市長による挨拶や、実行委員長による開会宣言がありました。

その後ステージに登場したのは、多摩市立諏訪小学校ブラスバンド部の皆さんです。「大脱走のマーチ」や「喜びの歌」のほか、大人気アニメ「名探偵コナン」のメインテーマなどを演奏し、会場は大いに盛り上がりました。

会場内には、グリナード広場ステージ以外にも、４つのステージが各エリア内に設けられ、さまざまな世代の地元アーティストたちが自慢の歌声や演奏を披露していました。

永山フェスティバルはステージ発表だけでなく、展示や体験なども行っているのが特徴で、グリナード永山２階のどんぐり広場では、多摩地域に昔から伝わる「篠竹」を編んで製作したかごである「めかい」の展示の他、今年６月グリナード永山５階に開設された「多摩ニュータウンまちづくりステーション」を紹介するブースなどが設置され、会場に訪れた人々の関心を集めていました。

またベルブ永山では子ども向けのペーパーアート製作体験や、多摩市教育委員会による子どもの目と健康について考えてもらうブースなどが設置され、参加した子どもたちは、大きなモニターに一瞬だけ映し出される小さな点を瞬時にタッチして、「見る力」のトレ―ニングに挑戦していました。

そのほか会場には、地域の皆さんによる出店などが軒を連ね、美味しい料理や冷たいかき氷などを買い求める人で長い行列が出来ていました。取材に伺ったイベント初日も厳しい残暑が続いていましたが、永山フェスティバルは暑さを吹き飛ばすような大きな盛り上がりを見せていました。