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放送日2024年09月25日~
国士舘大学 ドローン操縦士資格講習機関に認定
多摩市
多摩市南野にキャンパスをもつ国士舘大学は、ドローン操縦のための国家資格である無人航空機操縦士資格の実技試験実施機関として国土交通省から認定を受け、9月から講習をスタートしたと発表がありました。ドローン操縦のための国家資格が大学内で取得できる体制が整備されたのは、都内では初だということです。
ドローンについては、交通や物流以外にも災害時の活用など、その需要は高まる一方で、操縦できる有資格者の数は少なく、人材育成が課題となっています。そうした中、国士舘大学では、2023年からドローン活用に向けた講義を実施。受講者から「操縦資格を取得したい」という声が多く寄せられたことから、今回の体制整備に至ったということです。現在、受講対象者は国士舘大学に在籍する学生及び教職員を含む大学関係者に限られていますが、ニーズを考慮して、将来的には一般に受講者を広げていくことも検討していきたいとしています。
取材に伺った18日(水)には、資格取得のための実技試験が行われ、体育学部スポーツ医科学科の4年生 高橋亜樹良さんが試験にのぞみました。ドローンを安定飛行させながら指定された地点へ移動させる試験や、8の字飛行などさまざまな内容の試験に、高橋さんは真剣な表情で取り組んでいました。
講習会は2日間の日程で行われ、最後に実施される試験の通過者には実技試験の合格証明が発行され、後日、指定試験機関での学科試験に合格すると、ドローン操縦のための国家資格「二等無人航空機操縦士」が付与されます。