長寿を共に祝う会

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放送日2024年09月18日~

長寿を共に祝う会

多摩市

9月13日(金)、多摩市落合のパルテノン多摩で「長寿を共に祝う会」が行われました。
これは、市内の高齢者の皆さんに楽しい一日を過ごしてもらおうと、毎年この時期に開催されているもので、会場には市内在住の65歳以上の皆さん、およそ600人が集まりました。

初めに多摩市の阿部市長より挨拶がありました。
この日ステージでは、「プロの歌声で至福のひとときを」と題した、プロの音楽家3人によるコンサートが行われ、「蛍の光」や「闘牛士の歌」など、聞きなじみのある童謡やオペラの曲が披露されると、来場した皆さんは、その美しい歌声にじっくりと聞き入っていました。
またコンサートの途中には、来場者の皆さんも一緒に参加して、「浜辺の歌」を歌う場面もあり、皆さんは手元の歌詞カードを見ながら、大きな声で気持ちよさそうに歌い上げていました。

ホールでのコンサートに続き、オープンスタジオでは、「フレイル予防測定会」が行われました。
多摩市では、高齢者の体の衰えとともに陥る「フレイル」、いわゆる虚弱状態を予防・改善するため「TAMAフレイル予防プロジェクト」という独自の取り組みを行っています。
このプロジェクトでは、高齢者のフレイル度を測るためのチェックリストを作成し、様々な項目で運動機能などについて測定を行うことで、その人の健康状態を確認しています。

この日会場では、身体測定・片足立ち・5m歩行という3つのテストが行われ、参加者は自分の健康状態を確認していました。
またその他にも、年齢を問わず楽しめるスポーツとして「ボッチャ」の体験会が行われたほか、日常に取り入れやすい運動や脳トレ体操の体験ブースが設けられ、参加したみなさんは、楽しそうにフレイル予防や健康維持について学んでいる様子でした。